2017年12月16日土曜日

「予想」問題、「的中」

センター試験まで、1か月を切り、各学校でもマーク演習一色になっているようである。

さて、巷ではこの時期になると、「予想」とか「的中」なんて言葉が飛び交うようになる。

一口に「予想問題」などと言うが、一体何の根拠があって「予想」しているのだろうか?
昨年、一昨年は出題がなかったから、今年は絶対に出る。などと言う。
そんなの、根拠でも何でもない。小学生にだってできる「予想」である。
それを「近年の出題傾向から考えて」なんて小難しいこと言って、「予想」する。
笑止千万である。

そもそも、それに踊らされる受験生も受験生である。もっと賢くなってほしい。大体が一つくらい「的中」したところで、合否に影響を与えるものでもなかろうに。
ヤマなど張らず、地道に覚えるしかないのである。

そんなことだから、高額の予備校にまんまと搾取されるのである。

「的中」というのも、幅広く、出題しとけば、そりゃ一題ぐらいは的中もするわいな。
それも小学生だってできる的中方法である。
それを宣伝文句にする予備校はもはや「詐欺」レベルの宣伝文句である。

それでも、確信をもって根拠のある「予想」ができるのであれば、それは関係者からきくしかないのであって、それは不正のレベルであろう。
そうでない「予想」などは「妄想」以外の何物でない。

志向館の受験生向けの冬期講習では「予想」ではなく、これまでの出題された中から幅広く取り上げ、少しでも受験生の得点を上げるための講習です。もうクラスによっては定員に達していますが、ぜひ受講のご検討をお待ちしております。

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