2013年12月2日月曜日

続 不惑を過ぎても惑ってばかり

生徒からの質問に答えると、たまには生徒から「お褒めのことば」をいただく。お世辞込みで、
「先生、頭いい」と
そして、いつも「わしが頭いいのではなく、お前が・・・」と切り返す。

大体、この歳で、高校生より「頭がいい」わけがない。発想の柔軟さ、記憶力、どの面をとっても、確実に衰えを実感している。

もちろん、それで諦めていたら、この仕事はできないのであって、若い頭脳に唯一対抗できるのが、「経験」であって、ともかくいろいろな入試問題を解きまくっている。だからこそ、生徒からの質問にも大概、すぐに対応できるのである。言ってみれば、「知識」の切り売りをしているに過ぎない。

で、これまでは、生徒にも同程度とは言わないまでも、若い頭脳に経験を加えれば、間違いなく、どんな問題でも対応できると信じて、ともかく解きまくれと指導してきて、実際にみるみる効果が上がった生徒も多かった。

例えば、センター数学に限って言えば、過去10年分の問題をしっかりこなせば、確実に8割を超えるのは間違いない。ところが、受験生にとっては数学だけではないし、学校の問題集もあるし、そんな時間もとれない。

んーどうすればいいのだろうか?惑い続けるのであった。

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