2013年3月20日水曜日

合格者の声より

 とある難関国大(いわゆる「旧帝大」であるが、個人的には「旧帝大」という言葉は好きでない。戦後70年近くたって、いつまでも「帝国」はないでしょう)合格者の声が印象的だったので取り上げる。

周囲がどんどん某映像授業の予備校をはじめとする塾に通う中で、「どんどん塾でも予備校でもいけばいい。それだけ、無駄な塾や予備校の授業を受けて、ライバルがどんどん減っていくから。」と言い、彼は頑なに学校の勉強を中心に据え、学校の授業になると居眠りする生徒がいる中で、彼は学校の授業は絶対に眠らなかったという。

無論、そんな彼も通塾しているわけであるが、自習室を中心に利用し、決して学校の勉強のペースを最後まで崩さずに、今年の激動のセンターも無事乗り越え、見事現役合格を果たす。

もちろん一例に過ぎないが、やはりわれわれ塾業界も反省すべきであろう。学校の補完機関としての機能を再認識すべきであろう。

ただ、学校の完全フォローは容易ではなく、学生バイトが主体で質問対応しているような塾では不可能である。だからこそ、そういう塾は映像授業に走らざるを得ないあろう。

全教科に専任講師がいる志向館だからこそできる、学校のフォローを考えていかねばなるまい。

0 件のコメント:

コメントを投稿